脱ファッション初心者 ③ サイズ感【2019年版】
今回の記事では、前回前々回の続きで「サイズ感」について書いていく。文章だけでは伝えずらい部分が多いので画像多めで解説していく。
初めに
結論から言うと「サイズ感」さえしっかりしてれば、何とでもなるし、「サイズ感」を間違うと何もかも台無し。
つまり土台をきめるのがこのサイズ感になるわけだ。
それから「Yライン」「Iライン」「Aライン」だとか色々言う人がいると思うけど、そんなのはあんまり気にしなくていい。
少し話はそれるが、お洒落初心者がお洒落に興味を持つような理由を今一度考えてみた。
それなりに候補は上がり、「モテたい」「見栄」「同性からの尊敬」「周りがお洒落し始めた」「最低限の身だしなみ」・・・
が結局の所、モテたいんでしょという答えにたどり着いた。
結論を言おう。
「モテたいなら、ジャストフィット!!」
これに尽きる。
やれノームコアだとか
やれビックサイズが流行りとか
やれ黒スキニーだとか言うけど…
ぜーんぶ気にしなくていい!!(もてないから)
「とにかくジャストフィット!!」覚えておくのはこれだけ。
じゃあジャストフィットって何ぞや?
って事になると思うんだけどそれを次の項目で紹介していく。
ジャストフィットを画像で解説(NG編)
今回勝手にピックアップしたアイテムを勝手にサイズ調整させていただくが、商品やお店そのものを批判するわけではないので、悪しからず。
1.Tシャツの着丈
beforeのTシャツは、重ね着した時にチラ見えするようにわざと着丈(黒矢印の部分)を長く作っているみたい。
失礼ながらジャストフィットに修正する。
2.全体的に大きいTシャツ
beforeのTシャツも恐らく意図的に大きく作ってあるんだろうが、ジャストフィットに修正させていただく。※着丈だけ修正してない。
3.シャツの着丈
beforeのシャツは、ドレスシャツなので着丈が長いのは当たり前だが、「カジュアルシーンで着るシャツの着丈の見本」として修正。
4.ワイドめなパンツ
もちろんこれもワイドに作ってあるパンツだが、こういうのに初心者が手を出すと危険なので、ジャストフィットに修正。
5.少しきつめのスキニー
脚の形が出てしまうようなスキニーは少しキツイ。テーパードパンツ(太ももから足に首にかけて徐々に細くなるパンツ)のような形に修正。
6.パンツの裾丈
beforeのズボンは裾上げを行っていないので、ズボンそのものがグニャグニャに見えるので、裾をあげジャストフィットに修正。
7.全体的に違和感を感じるサイズ感
何がいけないのか一言では言えないが少しずつ違和感を感じるので、矢印部分を修正。
↑の画像で修正したのは、
次の項目でお手本のようなサイジングを紹介し、もう少し細かく見ていく。
お手本で解説
「でもどうせ服そのものが高いんでしょ?」
という疑り深い人にユニクロのスナップの中で、特にいいサイジング(ジャストフィット)の人を紹介して紐解いていく。
ではご登場。
普通の洋服で注意すべきポイントはココ!!
- 肩丈(黒矢印)
- 袖丈(赤矢印)
- 着丈(黄矢印)
- 裾丈(青矢印)
- ズボンの太さ(緑矢印)
1.肩丈
サイズ選びの一番の基準になるのが肩丈。
服を試着する際に、肩部分がずり落ちてしまうようならそのサイズはオーバーサイズで間違い。逆に肩が詰まってしまうと、腕が動かし辛くなるのでスモールサイズで間違い。
「ピタっと肩がはまったな」と思ったなら腕をブルンブルン回してみると良い。引っ張られるような感じや動かしずらいと感じたならワンサイズ上げてみよう。
2.袖丈
わざと大きめの袖を着て(いわゆる萌袖)可愛いのは女の子の特権。男ならしっかりとジャストのサイズで着よう。上画像がいい例。
3.着丈
これ一つで大きく印象が変わってしまい、重要ポイントの一つで難しいのが着丈。
「肩丈」「袖丈」が合い、いざ購入というときに待ったをかけるのが「着丈」で、基本ユニクロや大幅に展開しているファストファッションブランドは、若者や低身長者には特に着丈が少し長い事が多い。
腰骨の位置でズボンをはいた場合の着丈の長さポイントとしては、
Tシャツ・・・ズボンのチャックが半分隠れるくらいの長さ
カジュアルシャツ・・・ズボンのチャック6~7割程隠れる長さ
短丈系のGジャンやシングルライダーズジャケット・・・ズボンのチャック3割程隠れる長さ
上画像の人のカーディガンはズボンのチャック半分くらい隠れてる長さ。
4.裾丈
まず裾が長いのに裾上げしないのだけは絶対にNG!!ものすごくだらしなく見えるし、ズボンのシルエットがグニャグニャになる。
洒落ものならドレススタイルとカジュアルスタイルや合わせる靴で色々変えたりするけど、めんどくさい事は覚えなくていいからこれだけ覚えとけ!
「くるぶしにある出っ張った骨から指2本分!」
人によっては長い短いの意見が割れるけど、これくらいにしとけばズボンがタルンタルンやグニャグニャになることはないから。
5.ズボンの太さ
もちろんウエストでサイズを合わすわけやけど、ちょうどいいのはベルトがなくてもずり落ちないサイズね!初心者はらくちんやからと何かと大きいサイズ選んでるから要注意!!
あと「ワイドパンツ」「足の形が出るスキニーパンツ」はとにかくやめなさい。
一番いいのは「テーパードパンツ」になるわけやけど、もう近年売ってるパンツ(ズボン)なら、ほぼみーんなテーパードやから。どこもかしこもテーパードパンツって書いてなくても、「サイレントテーパード」。やからあんま気にしなくていい。
とにかく重要なのはストンと真っすぐパンツが落ちている事で、画像の赤い線が途中で膨らんだりへっこんだりとぐにゃぐにゃになるのはジャストフィットじゃない!
最後に
実際にジャストフィットするうえで初心者にワンポイントアドバイス。
「迷ったら小さい方のサイズを選べ!!」
なぜなら理由は簡単で、サイズ間違いをしている初心者のほとんどがオーバーサイズの服やズボンを購入しているからだ。
普段からLの服を着ている奴は要注意で、身長180くらいは欲しい所だ。
それから身長170㎝にぎりぎり届かないくらいの165~169くらいの人たちに言う。
「君たちのサイズはSだ!」※海外のサイズはワンサイズ小さくするのが基本ね。GAPとかならS→XSね
では、脱ファッション初心者③まで来たので、もう一度軽くまとめておこう。
- 余計なデザインの服禁止
- 柄物全般禁止
- 「白」「黒」「グレー」「ネイビー」「ブルー」「水色」「グレー」「ベージュ」以外の色禁止
- コーディネートで使っていい色は3~4色まで(白黒グレーは除く)
- 8色の組み合わせの中で「白×白」「全身黒」「デニム×デニム」はNG
- とにかくジャストフィット
これで初心者卒業だと思った諸君「すまんがそうとも言えん!」
なぜなら、どうせ①②③をしっかりとは読んでないだろうし、しっかり読んだで理解したとしても、これらのルールを実践で試す際に、さらっと今回紹介した手本の人の様になると思ったら大間違いだ!!
しかし、これらのルールを守ろうとさえしていれば、どこか間違っていたとしても大きく失敗する事だけはないと保証する。
あ。読んでない人は
脱ファッション初心者 ① アイテム選び【2019年版】 - コーディネートの基本
脱ファッション初心者 ② 色使い 【2019年版】 - コーディネートの基本
も読んでね。
ではこの辺で