【初心者向け】チェックシャツを着こなすコツ
今回はチェックシャツの着こなしについて解説していく。
先に言っておくとチェックシャツはファッション初心者にとって難しいアイテムという事を認識しておいてほしい。
今回教えるのは、5000円程度で買える一般的なチャックシャツの着こなしで、「サイズ感」や「そもそものシャツの着こなし」ではない。
ズバリ「こんな感じ↓のシャツの着こなし方」を教えていく。
まず覚えておいて欲しいのが、チェックシャツを着る上で一番多い失敗は、ごちゃごちゃしすぎという事。
これらのチェックシャツはこれだけで主役級のアイテムになるので、他のわき役達（パンツ・Tシャツ・靴）を目立たせてはいけない。
チェックシャツを着こなすポイントは大まかに４つ。
- 柄の主張が大きいほど他のアイテムを抑えるべき。
- 色が目立つものほど他のアイテムを抑えるべき。
- 色数が多いものほど他のアイテムを抑えるべき。
- 1.2.3の要素を含めば含むほど着こなしが難しい。
抑えるとは何かを説明すると、
- 柄を無地にする。
- アイテムそのものをシンプルにする。
- 使うアイテム数を少なくする。
- チェックシャツの色味に他のアイテムを合わせる。
という事。
これだけでは分かりにくいと思うので順番に軽く説明していく。
「1．柄の主張が大きいアイテムとは？」
↑の①～⑮までのシャツは全て主張が大きいと考えていい。↓の①～③までは主張が少ないと言っても良くて線引きはこの③まで。④になってくると主張が大きいので他のアイテムを抑えるべきという事。
「2．色が目立つアイテムとは？」
基本的に色が明るいアイテムは目立つものと考えていい。↓赤系のシャツは全て目立つ色なので他のアイテムは抑えるべき。
同じグリーンでも左は少し明るいが右はそれ程明るくないので、右の方が他のアイテムを抑える必要があるという事。
「3．色数が多いアイテムとは？」
↑の①～⑮までの殆どのシャツが大体「2色」で構成されているのに対し、↓の2枚のシャツなんかはパッと見で3色は見えるのでより他のアイテムを抑えた方が良いという事。
「4．1.2.3の全ての要素を含むアイテムとは？」
先ほどの2枚のシャツは全ての要素を兼ね備えているので、最もコーディーネートが難しいシャツと言える。
「柄を無地にするとは？」
そのままの意味で「柄×柄」は喧嘩してごちゃごちゃするので、無地にしてバランスをとるという事。
「アイテムそのものをシンプルにするとは？」
これは余計なデザインをすべて取っ払うという事。
Tシャツなら「ポケット付き」より「ポケットなし」の方がシンプルになり、ライダーズジャケットなら右に行くほどシンプルになり、
ジーンズなら「加工」や「色落ち」がない分、右に行くほどシンプルになる。
チェックシャツが目立てば目立つほど、他のアイテムは右にすべきという事。
「使うアイテム数を少なくするとは？」
これもそのままの意味で、「帽子」＋「マフラー」＋「コート」＋「ジャケット」＋「シャツ」＋「Tシャツ」＋「パンツ」という風にアイテムを増やすほどごちゃごちゃしがち。
※チェックシャツ以外の全てがシンプルなら問題ないが、実際アイテムを増やせば増やすほど、全てシンプルにするのは難しい。
そもそも「シャツ」＋「Tシャツ」＋「パンツ」という風にアイテムを少なくすれば、それだけまとまりやすくなるという事。
「チェックシャツの色味に他のアイテムを合わせるとは？※重要」
例えば、この↓のチェックシャツの場合以下のようになる。
〇はチェックシャツの色味がそっくりなので一番まとまりがある。△は青系は青系でもトーン（色の濃さ）が少し違う。✕はパンツ自体はシンプルなのでそれほど悪いわけでもないが、統一感が感じられない。
この↓シャツなら以下のような感じ。
〇は色のトーン（色の濃さ）がシャツに近いのでまとまりがある。✕は色も色のトーンもちぐはぐなので、まとまりがない。
実際の合わせ方
１５枚のシャツの実際の合わせ方１パターン紹介して終わろうと思う。
パターン１ （鉄板A）
パターン２ （鉄板B）
パターン３ （このシャツはムズイ）
パターン４ （テーマ 夏）
パターン５ （テーマ 秋）
パターン６ （このパンツを履けるなら）
パターン７ （靴まで茶系はかえって変）
パターン８ （シックで上品な感じ）
パターン９ （このシャツは何でも合う）
パターン１０ （このシャツも何でも合う）
パターン１１ （ワントーンで攻略）
パターン１２ （同じくワントーン）
パターン１３ （別にこんなんもアリ）
パターン１４ （別にジーンズじゃなくても合う）
パターン１５ （シック＆ワントーン）
色の合わせ方はこんな感じで。
コツとしてはパンツと靴の色を合わせるか、チェックシャツの構成される色のどれかに合わせるか、トーンを合わせるとまとまる。
自信がなければ「白・グレー・黒」を使うと失敗は少なくなる。
画像出典：https://www2.hm.com
(ゴメン。実は女性もののシャツも混じってた。)
ではこの辺で
