コーディネートの基本

第1回 コーディネートクイズ 【2019年版】

急にやってみたくなったので、第1回コーディネイトクイズを開催します。

100満点で点をつけていき全5問。合格点は70点。

さあ貴方は一体何問正解できるでしょうか?

スマホの方は………をクリックすれば答えが見えます。)

それでは早速第一問!デデン

「貴方は普通のサラリーマンです。画像の様なスーツに合わせるニットはどれ?」

(ニットの下に見えている「シャツ」「Tシャツ」は今回のコーディネートとは関係ないものとする。)

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①を選んだ方

(30点。ハイゲージのニットという選択や、チャコールグレーという色合いは悪くありませんがスーツにクルーネックはタブーです。「ドレスアイテム」「カジュアルアイテム」の認識を見直しましょう。)

②を選んだ方

(100点。この中で選ぶとなればこれ一択でしょう。6のタートルネックという選択肢もありますが普通のサラリーマンという事を加味すれば、自ずとこれになってくるでしょう。お見事!)

③を選んだ方

(10点。この中でライトグレーのローゲージケーブルニットを選んでしまった貴方を誉めるとするなら、ライトグレーという色味のみです。「ドレスアイテム」と「カジュアルアイテム」の認識を改めましょう。)

④を選んだ方

(40点。もしかしたらタートルネックに見えたかもしれませんが、これは「ハイネック」あるいは「モックネック」と言われるタイプで6番と比較して少し短いのが分かります。これではシャツ襟が中途半端に見えてしまうので、いい選択とは言えません。)

⑤を選んだ方

(60点。このテラコッタのカーディガンを選んだあなたは、服飾関係者かファッション通を自負している事でしょう。確かに流行カラーとも言えネイビースーツとの相性も悪くありません。しかし、問題文に普通のサラリーマンと書いてあるならこれを選ぶのはナシです。)

⑥を選んだ方

(70点。コーディネイトとしてはなにも問題ありません。しかし普通のサラリーマンという事を加味するなら、タートルネックがふさわしいとも言えません。問題文が結婚式の2次会の少し砕けたような雰囲気でのコーディネイトとするなら100点だったかもしれません。)

⑦を選んだ方

(5点。アイテム単体としてみれば、綺麗な立ち襟の肉厚カーディガンですがこのスーツにこのカーディガンを着てしまえば、ジャケットはパンパンで窮屈です。さらに言うなら、このトーンのネイビースーツにこのベージュを合わせた貴方は、色彩感覚も少し覚えた方が良いかもしれません。)

⑧を選んだ方

(10点。この中のアイテム群のなかでかなり肉厚のカーディガンを選んだあなたは、まずサイズ感の勉強をする必要があります。ジャケットが窮屈でパンパンになってしまいます。また、ショールカラーというアイテム自体が少しカジュアルなものになるので、「ドレスアイテム」「カジュアルアイテム」の認識を改めましょう。)

 

第二問!デデン

「今日も元気に通常出勤!あなたが先ほどのスーツに合わせたベルトは画像の黒革のベルトです。靴はどれを選ぶ?」

(この画像のベルトはダークブラウンにも見えるけど「黒」です。)

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①を選んだ方

(20点。実はサイドゴアブーツという選択はそれ程悪くありません。しかし問題はこの靴は「スウェード(裏革起毛)」の靴という事。スウェードの靴はカジュアルよりになってしまうので、「ドレスアイテム」「カジュアルアイテム」の認識を改める必要がある他、画像の様な表革のベルトに合わせること自体も望ましくありません。)

②を選んだ方

(2点。他の靴で間違えるならまだしも、この靴だけは選んではいけない。何がいけないかと言われても全てがNGです。10の靴の中でも明らかに異彩を放つこの靴を選んでしまった貴方は、ファッションについての認識を改める必要があるので、一緒に学んでいきましょう。)

③を選んだ方

(80点。この内羽根式ストレートチップを選んだ貴方は、スーツの着こなしに多少なりとも覚えがある事でしょう。常識的な考えも持ち合わせた貴方に1つだけ言うとするならば、冠婚葬祭ならまだしも普段の出勤スタイルなら、もう少し遊び心を加えてみてもいいかもしれません。)

④を選んだ方

(40点。黒革のローファーを選んだあなたは、スーツやファッションの知識を持ち合わせた方でしょう。恐らくボタンダウンなんかのシャツもお好きなはずです。しかし、貴方の会社の事は分かりませんが、一般的な会社の普段の出勤スタイルにしてはカジュアルすぎはしませんか?そうでないなら面倒臭がりさんな筈なので、つま先トントンで靴を履くのはやめましょう。)

⑤を選んだ方

(20点。ダークブラウン外羽根式のチャッカ―ブーツを選んだ貴方は、スーツの着こなしに関する知識があまりないようです。実はチャッカ―ブーツという選択そのものは悪くないのですが、大原則として黒革ベルトには黒革靴を合わせるというルールがあるので覚えておきましょう。)

⑥を選んだ方

(20点。恐らくあまり冒険はしなくないが周りと全く同じでもつまらないというようなタイプの人でしょう。それはさておきスーツやファッションに対する関心は低いようなので、改める必要があります。大原則として黒革ベルトには黒革靴を合わせるというルールを覚えておきましょう。)

⑦を選んだ方

(100点。もしかしたら少し目立ちたがり屋さんでたまたま当たっただけかもしれません。そうでなければ貴方の感性とスーツの着こなしに対する知識は、文句の付け様がありません。恐らく通常出勤という問題文からストレートチップが満点ではないという事を見抜いた上でこれを選んだのではありませんか?とにかくお見事!)

⑧を選んだ方

(50点。無難なデザインから選んだのか、そうでなければアイビールックがお好きな方なんでしょう。しかし、Uチップは勘違いされている事が多いですがかなりカジュアルな靴になります。実際世間的にはOKという風潮もありますがスーツスタイルにうるさい上司がいるようなら、Uチップは良く思わないでしょう。)

⑨を選んだ方

(5点。ダークブラウンのタッセルローファーを選んだ貴方は目立ちたがり屋さんか、ファッションに関心のない法律家の卵の方とみて間違いないでしょう。なぜならファッション関係者や少しでもファッションに覚えがある人であれば、黒革ベルトに茶靴はNGという事を知っているからです。)

⑩を選んだ方

(70点。実はこういったチャッカ―ブーツは8番のような「Uチップ」よりもむしろドレッシーな靴であるともいえます。しかし世間的にあまり知られてはいないため、ファッションに関心のない人間が上にいるならブーツという時点でNGを出されかねないので70点ということにしました。これらを熟知したうえであえて選んだのであれば100点です。)

 

第3問!デデン

「これらのシャツをカジュアルなものから順に並び変えるなら?また通常の出勤スタイルで使用しても構わないシャツをすべて答えなさい。」

(難問です。)

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④⑤⑥の違いが見にくいかもしれないので一応言っておくと、④はストライプ⑤は無地⑥はチェックです。

答え (最もカジュアルなシャツから順に⑦②①⑥⑧④⑤③。最もフォーマルな順なら真逆で③⑤④⑧⑥①②⑦。最もフォーマルな色は順に「白」「サックスブルー」。柄は「無地」「ストライプ」「チェック」の順になり、同じストライプやチェックなら柄の主張が強いものがよりカジュアルになります。

通常の出勤スタイルで使ってもいいシャツは③⑤④⑧。一般的にはストライプまででしょう。⑥は意見が割れるところ。

 

 第4問!デデン

「さあ今日のコーディネートのボトムス以外は決まった。ボトムスは何を選ぶ?」

(レザージャケットの下に見えているシャツは、無視する。)

 

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①を選んだ方

(50点。別に悪い選択ではありません。しかし、「レザージャケット」「Tシャツ」「スニーカー」と他のアイテムすべてカジュアルアイテムなので、2プリーツ(パンツ上部のひだの様なもの)は少しドレッシーすぎて少し浮いてしまうかもしれません。)

②を選んだ方

(20点。「レザージャケット」「Tシャツ」「スニーカー」と他のアイテムすべてカジュアルアイテムの中このスラックスは少しドレッシーすぎます。「ドレスアイテム」と「カジュアルアイテム」の認識を見直しましょう。)

③を選んだ方

(50点。恐らく直観ですぐに選んだのではなく悩みぬいた末にこれを選んだでしょう。コーデュロイはカジュアルな素材のため、カジュアルアイテムにはカジュアルアイテムをというセオリーは守れています。ただ、このコーディネイトがどうかと言われれば何とも言えない。)

④を選んだ方

(70点。いたって普通です。特にいう事もないのですが強いていうなら、今回選んだ他の3アイテムすべてかなりシンプルなアイテムのため、もう少しだけ冒険して黒デニムでももう少しだけ味のある物を選んでもいいのでは?)

⑤を選んだ方

(100点。恐らくパッと見で他より親しみのあるジーンズを選んだだけの方もいるかもしれませんが、何はともかく正解です。もし合わせたのが「シャツ」と「革靴(ドレスシューズ)」であるなら正解ではなかったでしょう。少しでも考えた結果これを選んだ方はお見事!)

⑥を選んだ方

(10点。今回の6つのパンツの中では最悪です。仮にあなたが誰もが認める伊達男でも少しどうかと思います。もう少しパンツのトーンを変え「オフホワイト」や「ライトグレー」にすると良いでしょう。とにかく同じトーンのホワイトを持ってくるのはいただけません。)

 

最終問題第5問!デデン

「シャツ1枚で決めるスタイルです。選ぶパンツと靴はどれ?」

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①を選んだ方
(25点。コーデュロイパンツは秋冬の生地ですので、サンダルを合わせるのは絶対にダメとは言いませんがやめておいた方が良いでしょう。しかし色彩感覚は問題ありません。季節特有の生地を学びましょう。)

②を選んだ方

(50点。恐らく貴方はあまりファッションについて詳しくはないようです。およそ量産型といわれるようなコーディネートですが、決して悪いわけではありません。しかし9つの中からわざわざ選ぶコーディネートではないかもしれません。)

③を選んだ方

(100点。素晴らしい色彩感覚とファッションセンスをお持ちのようです。9つの中から正解を導き出した貴方に僕が教える事はないようです。お見事!よかったらこれからも僕の記事を覗いててみてください。)

 ④を選んだ方

(10点。ダンガリーシャツというデニム生地にジーンズを合わせ、さらには靴までデニムで統一してしまうのはさすがにやりすぎです。デニム×デニムですら世間的には嫌われているのに、これを選べる勇気を持った貴方はロンリーウルフですね?)

⑤を選んだ方

(20点。こういったスラックスの様なアイテムにサンダルを合わせてしまった貴方は、「ドレスアイテム」と「カジュアルアイテム」の認識を改める必要があるようです。しかし、色彩感覚は悪くないです。)

⑥を選んだ方

(80点。良いコーディネートです。9つの中から白パン選んだ貴方はモテる男ですね?一般的にファッションについて覚えがない人は白パンは避けるはずですので…もちろん白いパンツを履くなら、その辺のベンチや階段なんかに座ったりはしないですよね?)

⑦を選んだ方

(60点。かなり無難な選択です。恐らく貴方は石橋を叩いて渡るタイプではありませんか?それはともかく、こういう黒パンと黒スニーカーで抑えるならトップスはもう少し遊んでもいいのではないでしょうか。)

⑧を選んだ方

(80点。この難しいブルーグレーのパンツにイントレチャートのスリッポンを選んだ貴方はかなりのセンスをお持ちのようです。9つの中からあえてこれを選んだセンスマンに僕が教える事はあまりないようです。)

⑨を選んだ方

(20点。このスラックスにこういったトレッキングブーツを合わせた貴方は、「ドレスアイテム」と「カジュアルアイテム」の認識を改める必要があるようです。仮にこのパンツと靴をあわせるなら、トップスにタートルネックとアウターにボリューミーなダウンなどを合わせる場合です。)

 

 

もし「ドレスアイテム」と「カジュアルアイテム」の認識を見直した方が良いと言われたのであれば、

脱ファッション初心者 ④

 

もし色彩感覚を見直した方が良いといわれてしまったなら、

脱ファッション初心者 ②


散々な結果に終わってしまったなら、

脱ファッション初心者 ①~④

 

を読むと良いでしょう。

 

それから今回明確に答えやルールが存在したものだけでなく、個人的な好みも多少なりとも含まれていると思うので、あまり僕に言われたことを気にする必要はないかもしれません。

 

 

 

出典画像 靴 BEKKU HOME

https://www.bekku-homme.com/

出典画像 靴以外 粋な着こなし

https://www.rakuten.ne.jp/gold/ikinakikonashi/

 

 

ではこの辺で